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緑風初読感想
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2006年9月29日 21時40分
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昨日の夜から、風邪引いて熱出して寝ていました。
今日は会社も休みました・・・。
本当はライブにもいく予定だったのですが、それも諦めて。
しかし、一緒に行くはずだった友達が、(別の子にまわすチケットを受け取りがてら)立ち寄ってくれたので、「見舞いは彩雲国の新刊で!」お願いをして買ってきてもらいました。
今読み終わったところです。
つーことで、今ひとつ頭がクリアじゃないのですが、読みきった感想など!
(以下ネタばれにつき、伏せますので、大丈夫な方は続きからお読み下さい。あ、ちなみにめっちゃ長文です・・・・)
謎の吏部のお仕事が、一部やっと明らかになりました(><)
新人採用も中途採用も福利厚生もしない人事部が、査定だけで何そんなに年中忙しいわけ?と思っていたら・・・・
吏部試通らないと配属部署決まらない〜? そりゃそんなこといってたけど、どこかには振り分けられると思ってたよ! なのに、決まらないままの人もいて、決まった後も、常時覆面査定中!!!
絳攸の急がしさの理由が、ちょっと判った気がします。それはとても嬉しい。
しかしなんという非効率的なシステムだ〜;;
いや、確か今の日本でも、公務員試験通って資格を取ることと、各役所に実際の採用試験通ることは、別だったような気がしますが。でも、その場合は採用試験通らないと、就職したことにならない=給料出ないんですけれど。
だから多分、採用枠からそこまでかけ離れた数資格試験通らないと思ってたんだけど、違ったのかな。上級公務員枠って凄く狭いよね確か。
でもなんか、あの感じだと、彩雲国の「国試」って、教職免許なみに、資格取ったことと配属有無が無関係っぽいですよ。誰もが延々冗官やってるわけじゃなくて、地方帰ってそれなりに見合った仕事につくものの方が多そうだったし。
だったら、もうちょっと吏部試で重要視されることと国試及第条件のすり合わせやったらどうだろう。礼部と吏部、すんごい仲悪そうだったけど、いくらなんでも、省庁間の横の連携悪過ぎないか・・・・? 何割かにはただ飯食わせると分かってて国試及第させ続けている、国の先行きが不安です。
まあ、改革前の王宮は貴族ばかりで、それこそ働くように出来てなかったから、ただ飯食いがいくらいても気にならないって、そんなとこからスタートしてる前提なのかな。
前王がそこに異物(国試上がり)を混ぜ込んで、建前だけでも働かないと出世できなくはしてみたんだけど、前王が死んでからまた貴族採用枠増えちゃってねー、微妙なバランスなのよ、って今そんなところ?
国試組に、悪夢の国試組(黎深・奇人・悠舜・飛翔)がいてよかったね。いなかったらなし崩しに貴族組の巻き返しにあっちゃってそうだ。
しかし、国の治め方も、建前は豪族制をなくしていても、実質はダブルスタンダードで貴族が実権握ってたりするし。王宮の中もとことんダブルスタンダードだし。大変だなあ。
・・・・・こんなややこしいことしてたら、ほんとは、王宮内の実権握るのに軍絡んでくるべきなんじゃないのかな。秀麗には見えない部分だろうけれど、禁軍将軍の果たすべき役割って、もっと大きいんじゃないの?? 楸瑛、がんばれー。個人的な事情でブルーになって、側を退いてる場合じゃないぞー!
まあでも、国はともかく、絳攸が有能そうだったわv やっと、彼の24時間のうちの20時間(夢の中まで含む)頭を占めているお仕事のことが、垣間見える気がしたので、彼の出番の少なさは・・・・ まあ、まあ(涙;; ええ・・・ まあ、自分の中では補いをつけたいと思います・・・・。
でもでもでも、楸瑛の出番が〜;;;;
結局、オフィシャルでは楸瑛の初恋だか本命だかは、珠翠じゃなくって長兄の嫁になったみたいですね。
ってことは、この先も彼と女がくっつく展開にはならないのですね〜v それは今回唯一の救いなんですが(><)
同時に匂わされている、藍州から戻れ要請の方は、これはまあ、最終的には蹴るのでしょうが。
とりあえず、王の双花菖蒲はまだ歴史に名を残すほど実績積んでないから。こんなところで引っこんだりは出来ないはず。
ただその意思決定に関して、今のままだと美味しいところ全部王に取られちゃいそうなのがね;;怖いですけれど。
ここに関しては、双花ファンとしては絶対譲れないですよ! 王のためだけじゃなくて、双花の相方のためにも!残るんだってことに、ぜひぜひなって欲しいものです〜!
ああでも、王が、彼らにとってはそうでなくても、自分には大事だと、思ってくれてること自体は嬉しかった。あんなに、悠舜の方が暖かく完璧な補佐してくれてても、やっぱり双花の方が別格なんだって。
可愛い奴だ、劉輝(><) 頑張って秀麗落とせ!なんか今回、正妃以外娶らない宣言ってかえってハードル高くした気がするけど、君の幸せを祈ってるよ!!
ところで、団子三兄弟。「楸瑛・絳攸・劉輝」の順を主張した楸瑛に、自分が真ん中がいいだなんて、劉輝〜;; 楸瑛が怒らないかなとちょっとどきどきしたのは、私だけでしょうか〜?真ん中が希望なんだ、劉輝・・・・ふーん・・・・。(←明らかに私の頭が腐りすぎ;;)
いやいや、素直に、川の字とか両手に花が希望なのは分かってるんですけれどね! なにしろ、劉輝は毎夜侍官に精力剤飲ませてた前科持ちだからね・・・・。真ん中が希望なんだ、ふーん・・・ そうなのか。いやいやいや・・・・。
それにしても、自分が愛されてるかどうかにまったく自信のない割に、けっこう欲張りなところがこの王様は可愛いですよ! うん。
秀麗が、今回ちょっと周囲に気配ってて、ちょっとだけ大人になりましたね。
相変わらず無謀ですが! 体使って情理も捨てて、内偵役って絶対向いてないよ・・・。卑怯とかどうとかじゃなくて、人間適性ってものはあるんだから、縁故採用でも無理せず戸部に行ったらよかったのに・・・。
仕事内容的に、彼女がやりたい「政」に、一番近いのは戸部か工部だと思ってたのですが・・・。吏部以上に向いていないところに行きましたねー。まあ、でなきゃこの先のストーリー展開難しいんでしょうけど。がんばれーと一応エールを送っておきます。
(一応なのは、挫折して劉輝の嫁も良さそうよ?と思いはじめたからです。当人の考えはともかくも、彼女がやりたいことの実現には、その方が近い気がして)
あと、黎深さまは美味しかったなー。悪夢の国試組の関係もたまりませんが、秀麗や絳攸に対する黎深さまの、あれほど盲愛しているのに縛らない主義は、ある種凄いですね。
それとそれと、忘れちゃいけない、珀明可愛かったです!!
切れ掛かった時の呪文は「鉄壁の理性」なんだv 可愛い〜な〜もう。
出番少なくてもにやにやしちゃいましたよ!
あ、出番少ないといえば、冒頭の藍家三つ子当主。名前分かったの長兄だけでした・・・。残念。
でも、藍州、やっぱり海もありましたね!
前に書いたように、私は藍州は東で海に面してる説だったので、自説強化で嬉しいです。
いろんな方から伺った、「龍蓮起点に考えてあの服装は西域説」にも揺らいではいたのですが。龍はやっぱり海が似合うので、東だと嬉しいな。
取りとめもない感想でしたが、とりあえずこの辺で。
あ、突っ込みなど、拍手でもコメントででもいただけると凄く嬉しいですー!
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