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感想だか妄想だか八つ当たりだか。
昨日にひき続きまして、ザビ8から派生の考察・・・と言いたいですが、妄想の域に入りました。
考察と呼ぶには論の大元にはばかりがあるので、感想カテゴリーに入れておきます。

ちなみに私、どうやら絳攸のことでは黎深さま並みに心が狭かったことを、今回発見いたしましたので、ネタばれが嫌な方及び、清雅FANの方は、続きを読まないでいただけると嬉しいです・・・。




いや、昨日。
朔洵の浪費額が国家予算数年分とした場合の、王のポジションっていったい!?
そして彩七家が、その状態で地方独立せずに王の傘下に属している意味っていったい!? 何を持って支配下に引きとめるんだ?
と、自分なりに築いていた世界設定が激しく揺らぎ、ついでにそのような地盤の弱そうな王とその側近を、絶対的に贔屓している身には嬉しくなさ過ぎる想像図に、大きく落ち込んだわけなのですが。

今日ふと思いました。
あれが国家予算でなく、州予算の間違いだったなら、これまでの彩雲国の中での彩七家と王家の権力闘争や立場描写が、けっこうしっくりくるなあ、と。

地方っつーか各家の地元に行くと、中央(王家)の威光より各家の方が断然重んじられてるんだし、茶家が握っている金の方が、州府が動かせる予算より相当大きいっていうのは、十分あると思うですよね。
地元にこもっている限り、王家何するものぞと錯覚できる。実際茶家の一族はそういうのが多いらしい。

ただ国全体を眺めると、王家の方がやっぱり力があって、正面切って戦うとまずい相手なんですよ。その上王家が動く時って単体ってことはないから、大義名分なんかかこつけられちゃうと他の六家も出てくるし、そうなるとどうにもならないから、一応は王を立てて、他の家にも口を出されないよう立ち回らなくちゃいけない。

さらに言えば、貴族の家にそれだけの金が集中するんだから、彼らを富ませる民に対する責任も生じて、各家がどのような施策を持って産業振興し学問・技芸を後援し、弱者救済をするかは州全体の浮沈に大きく関わってくる。

多分紅藍両家はその辺を非常に自覚的にやっているけれど、茶家は一族にぼんくらが多くて、よそより貧しいのに井の中の蛙に収まって。いい気になって浪費を続けるだけなんで茶州は貧しいままだったんだな、茶州の建て直しには、無能な支配者なんかとっぱらっていっそ王の直轄地の方がましだってんで茶太保がぶちきれた、と。
そんな感じ。

・・・・・これまでの彩雲国の描写は実際そうなっていて、その微妙なバランスが成り立つためには、あれは絶対国家予算ではなく州予算だろう! と思うわけですよ。
そんでもって、
「そのレベルで計算が出来ない奴に、有能無能をとやこう言われたくないねっ!」
と、清雅に!清雅に言ってやりたい・・・っ!!!

私情むき出しで失礼いたしました。お許しくださいませ。
  
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